高校野球静岡大会の決勝戦が行われている真っ最中ですが、
この子達は毎日どれくらいの素振り練習をするのだろう。
何百回?
「素振り千回」なんて言葉を聞いたことがあるから、もっとかな?
形か、それとも型か。
これはヨガを学び始めて直ぐに師匠から聴かされ、とても印象的に心に残っている言葉です。
「ヨガは、毎回同じことをやっている…と思うか?」の質問に
それを毎回同じ、と思うのであれば、その人はヨガという形だけをやっている。
それを毎回同じではない、と思うのであれば、その人はヨガという型を行っている。
ということになる、と。
型ならば、飽きることもマンネリ化することもない。
だからね、
素振りの型をする選手は、毎日だろうと何回だろうと
全く苦じゃないんだな、きっと!
形/型、その意味を辞書から抜粋すると
かた【形/型】
形
1.物の姿や格好。形状。かたち。「洋服の―が崩れる」「髪の―をととのえる」
2.証拠に残すしるし。保証のしるし。抵当。「カメラを借金の―に置く」
型
3.ある物のかたちを作り出すためのもの。鋳型、型紙などの類。「石膏(せっこう)で義歯の―を取る」
4.芸能や武道などで、規範となる動作・方式。「能楽の―」「投げの―」
5.きまったやり方。伝統的なしきたり。慣例。「―を破る」「―どおりのあいさつ」
6.事物を類別するとき、その個々に共通した特徴を表している形式、形態。タイプ。「血液の―」「古い―の人間」
7.きまった大きさ。サイズ。「靴の―が大きすぎる」
形は、外見的なこと
そして
型は、そのものが持つ性質
ヨガとは同じことを繰り返すもの。
武道やスポーツも同じ。
ヨガにも武道やスポーツにも、必ず型がありますね。
先ずはその型を身につけないことには先に進みません。
「型破り」これも型を身につけた者だけができることですものね。
きちっとした型を学ぶことの大切さは、中学時代に痛感しました。
バレーボール部に所属していたのですが、
当時の顧問の先生は、応援団出身でバレーはど素人。
移動とともにバレー部の顧問にさせられてしまったものだから
ルール本片手に生徒と共に一から学んでいる状態で、
これでは強くなれるはずもない。
そこで、顧問の先生、翌年に一念発起した。
大学時代のバレー部の後輩を呼んで指導させたり、
近隣の高校のバレー部へ「武者修行行って来〜い」と
強豪校の高校生と一緒に練習をされてくれたんです。
そこでバレーのフォームや練習の方法をみっちりと基礎の基礎から教えてもらって、
それしか練習方法を知らないもんだから、ひたすら毎日繰り返しました。
するとその型の練習が私のカラダもスキルもあきらかに向上させてくれたのです。
もちろん同級生たちも同じ。
これは嬉しかったなあ!!ホントに楽しかったあ!
今朝の新聞にブレス浜松監督の藤原さんの記事が載っていました。
きっとこのバレーボール教室がきっかけになり、私が経験したのと同じように
たくさんの生徒が、半年後一年後の自分の変化に気づいてくれるはずです。
藤原さんの今後の活躍に期待しています。( ´ ▽ ` )ノ