からだのこと、こころのこと、レッスンのこと。
実体験や最新情報をとおして、ボディケアワーカーのRAMUが思いのままを綴ります。
「Love yourself」とは「まず自分を好きになることが大切」というステキな思いを表すことば。
今の自分のありのままを知り、受け入れることからhappyは始まります♪

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2013年11月25日月曜日

運動指導のこれから

この週末は、東京開催の『コアトレーニングフェスタ2013』へ参加してきました。
日本各地でご活躍の講師の先生方が最新情報を引っ提げてセミナーをしてくださいます。
今回、私の一番の興味はPHIピラティスジャパン代表のセミナー。
代表はこの数年、日本糖尿病協会、病院とダッグを組んで糖尿病予防と糖尿病患者への運動療法を研究しておられます。

現在この日本には1870万人の糖尿病予備軍がいるんだそうです。
予備軍だけで、ですよ!
人口の10人に1人が糖尿病予備軍。
これが40歳以上になると3人に1人に急上昇。
世界中の6%が糖尿病患者で、
世界では10秒に1人が糖尿病で亡くなっている。
…と、メモした数字をずらずら並べてみました。
さてこの数字でどのくらいの方が危機感を感じるのかも興味深いところです。
突然「あなた予備軍よ」と言われても、なかなかピンッと来ないですよね!?
だって、予備軍の段階じゃ痛くもなんともないし、何をどう気をつけたらいいのかもわからない。
たいていの方がそうなんだと思います。

人はもともと、食事をし、睡眠をとり、活動をする、という動物なんですよね。
それにもかかわらず、食べるのスキ!寝るのスキ!でも、動くのはキラーイ!(>_<)
と、これが現代病の大元。
ストレスに弱い心と身体をどんどん創っていくんです。
人が健康でいるために運動は欠かせないものですが、これは必ずしもキツイものでなくていいんですよ。
エスカレーターの代わりに階段を使うとか買い物に自転車で行くとか、まずは生活の中での活動量を増やすことから始めればいいんですから。

糖尿病は、食事と運動のタイミング次第で大きな効果が得られる、というエビデンスをたくさん紹介してくれました。
今後は一般内科の分野でも運動指導の専門家による運動療法が加わってきます。
「運動って何すればいいのー?」と悩んでいた方へのサポート体制が整います。
患者さんの心強い味方ができます。
あっとそうは言っても、一度罹ったら今の段階ではまだ治す薬が見つかっていない糖尿病です。
未然に防げるのなら、是非とも回避したい糖尿病です。
そして、今できる私たちのお仕事は、動くことの苦手な未病の皆さんへ、
身体を動かすことや自由に動けることの楽しさや気持ちよさをお伝えし、
肩や膝の痛みの軽減、身体全体の調子が良くなるな!と体感させてあげることでしょうか。

動くこと、自由に動けることってホントに幸せなことなんですよね。
健康に感謝です。

このコアフェスは残念ながら今年で最後になるそうです。
この2日間に向けて半年もの準備期間かけて動いてくださるスタッフの皆さんのおかげで、
こうして地方で活動する私たちも最先端の学びの機会をいただけます。
本当に感謝です。






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